10年前の自分に再会 タイムカプセル開封
市立新宿小学校(二ノ宮比呂志校長)は25日、創立30周年記念行事の一環として「タイムカプセル開封式」を開催した。20周年の際に納めた「10年後の自分に向けた手紙」が返却され、旧友と笑顔で読みあう姿が見られた。
当日は、昨年の12月に亡くなった同小の愛馬ラッキーの亡骸を動物献体として引き取った東京大学総合研究博物館の遠藤秀紀教授による講演会も実施。
森繁之記念事業実行委員長は、「多くの卒業生に来ていただいてありがたい。ラッキーが卒業生同士をつないでくれたんだと実感している」と語った。
当時6年生で児童会長をしていた水野兼一さんは「同級生と会う度に、もうすぐ10年になるねと話していた。何だか気恥ずかしい。家でじっくり読んでみようと思う」と声を弾ませた。