研究授業で国際交流 中央中にモンゴル人教師
モンゴル国で教員研修に携わる6人のモンゴル人教師が4日、中央中学校(佐藤陽一校長)を訪れ、理科を指導する清水良一教諭の授業を見学した。これは、JICA(国際協力機構)が主催する「モンゴル国子どもの発達を支援する指導法改善プロジェクト」の一環。
清水教諭は、昨年度までJICA青年海外協力隊の一員として同国で活動。今回の授業研究は、その縁で実現した。モンゴル人教師らは「生徒に考えさせ、答えさせることで、想像力を働かせる授業になっている点がすばらしい」と口々に語り、「モンゴルの学校には理科室のような設備の整った教室はない」と驚いた。清水教諭は「モンゴルで教えていた日本の授業方法を実際に見ていただき、肌で感じていただけてよかった」と笑顔を見せた。