小方選手、粘りの力走 全日本モトクロス選手権
雨による悪コンディションの中、最後まで走り切った
自然の地形を生かした勾配やカーブを擁する未舗装のコースをオートバイで走り、スピードを競うモトクロス。その日本最高峰の全日本モトクロス選手権第８戦が埼玉県のウエストポイント・オフロードヴィレッジで５日、６日に開催され、地元出身の小方誠選手（＝今号人物風土記で紹介）が総合４位と健闘した。
２回の決勝レースを行い、総合順位を決める同大会。小方選手は、１回目でスタート直後に転倒し、10位と出遅れたが、２回目でしれつなバトルを制し、２位でゴール。各大会のポイント数で争うシリーズチャンピオンランキングでもトップと５ポイント差の２位につけ、最終戦を迎えることとなった。「最終戦もいつも通りの走りを心がけ、シーズンを最高の形で締めくくりたい」と同選手。自身初のタイトル獲得なるか。最終コーナーまで目が離せない。
