相模原からも怒りの声 特定秘密保護法抗議デモ
政府による特定秘密保護法案の強行採決に区内からも抗議の声があがった―。
日本の安全保障に関する秘密情報を漏えいした公務員や民間人に罰則を科す規定を盛り込んだ特定秘密保護法案が参議院で可決されたのを受け、JR相模原駅周辺で14日、「特定秘密保護法成立抗議、廃止を求める相模原女たちの会」を中心に抗議デモが行われた。
今回のデモは、同会代表の篠田房枝さん(78)が横浜市内で1日に行われた同様の抗議デモに参加し、地元にも同法に対する気持ちを発したい人がいるはずだと企画された。
当日は、およそ50人が手作りのプラカードや楽器、鳴り物を持って、JR相模原駅ペデストリアンデッキに集合。「特定秘密保護法案、絶対反対」、「秘密はいらない」などと声を合わせて訴えながら、約45分にわたり同駅から西門に向かって行進した。
篠田さんは、「反対の声を出せる場を地域で作ることができた。世の中を変えるには、大きな力が必要だ」と力を込めて語った。
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アゴラ春号5月3日 |
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