バレエ世界大会へ進出 パティントン・エリザベスさん
矢部在住のパティントン・エリザベスさん(富士見小3年)が4月4日からニューヨークで開催されるバレエの世界大会「ユース・アメリカ・グランプリ(YAGP)」に出場する。
同大会は国際的なコンクールで、若手ダンサーの登竜門。入賞者には、世界有数のバレエスクールの奨学生として学ぶ機会が与えられる。パティントンさんは、昨年11月に行われた同大会の日本予選(9歳〜11歳の部)を勝ち抜き、本選への進出を決めた。
4歳上の姉に憧れて、3歳の時にバレエを習い始めたパティントンさん。昨年5月には、世界屈指のバレエ団の一つであるパリ・オペラ座の日本公演の子役オーディション(女子1枠)に合格。憧れのバレエダンサーで、世界一の足を持つといわれるイザベル・シアラヴォラさんと同じ舞台に立った。現在は、週5回レッスンに通い、テレビを見ながらストレッチや腹筋を鍛えるなど練習に励んでいる。
「出るからには入賞して、パリ・オペラ座バレエ学校のスカラシップ(奨学生)を獲得したい」。同座のエトワール(トップダンサー)になるという夢の実現のためにも、世界の舞台でアピールしたいところだ。