昨年2倍超の天然鮎遡上 6月1日いよいよ解禁
相模川流域で鮎漁が解禁となる6月1日を前に、相模川の取水堰(しゅすいせき)・相模大堰(おおぜき)(海老名市)で昨年の250万尾を大きく上回る550万尾の天然遡上が確認されている(4月30日時点)。相模川上流部と支流の中津川中流域を管理する相模川第一漁業協同組合(水郷田名)によれば、「近年にないほど多い遡上数で高田橋周辺にも150〜200万尾が遡上している」という。同組合管理区域では解禁に合わせ、鮎約5tの放流も予定。大きな成果が期待できるシーズンになりそうだ。
同組合の篠崎兊(とおる)組合長は「鮎釣りは代表的な友釣りに加え、初心者でも簡単な毛ばり釣りでも楽しめるので、ぜひ親子で挑戦してほしい」と話す。
鮎釣りには日釣券1000円(現場日釣券1500円)など、遊漁券の購入が必要。詳しくは同組合【電話】042・763・2726へ。