明治７年に創立し、今年１４０周年を迎えた市立田名小学校（井村勉校長）で８日、周年記念式典が行われた。式には全校児童ほか、卒業生や保護者、地域住民らが集まり、同校の節目を祝った。
式は二部構成で行われ、第一部では相模原郷土懇話会の田所清一さんが、田名小学校の歴史について講演。創立から幾度の増改築や分離独立を経てきた同校のあゆみを紹介し、子どもたちは熱心に聞き入った。その後、１２０周年時に児童らの手で制作された「田名っ子音頭」に合わせ、「さあさ元気に踊ろうじゃないか♪」と威勢のいい掛け声とともに子どもたちが元気良く踊りを披露した。
第二部では、１００周年時の在校生の作文などが保存されたタイムカプセルが披露され、卒業生らが昔を懐かしむ姿などが見られた。
同実行委員会の永田恵一委員長は、「これからの歴史を作るのは君たち。田名小をもっともっと盛り上げていってください」と児童へ向けメッセージを送り、井村校長は、「田名小で育って良かったと思ってもらえるよう、これからも精進したい」と次なる１５０周年へ向け先を見据えた。
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アゴラ春号5月3日 |
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