寺内選手からバッティングを教わる児童
和泉短期大学（中央区青葉）の前身である児童養護施設・バット博士記念ホームの子どもたちを招き18日、前読売巨人軍コーチの篠塚和典さんら主催による野球教室が同大グラウンドで行われた。
同施設には何らかの理由で親と一緒に暮らせない子どもたちが生活しており、篠塚さんが同施設を訪れたことがきっかけで２００７年からこの野球教室を開催している。
教室には篠塚さんのほか、寺内崇幸選手など読売巨人軍の現役選手も参加し、子どもたちと打撃練習や試合などで１時間ほど交流。笑顔で白球を追いかける子どもたちの姿が見られた。昨年11月に結婚した寺内選手には、祝福の言葉とともに子どもたちから手作りのウエディングケーキと花束が贈られ、寺内選手は「ありがとうございます。これを力に一年間１軍でプレーできるように頑張ります」と顔をほころばせた。
その後、篠塚さんらは同施設を慰問。ハンドベル演奏などで子どもたちと交流した。篠塚さんは「今年も東京ドームに招待するので、ぜひ応援に来てください」と話していた。
