子どものダチョウに餌をやる出嶋さん
相模原の特産品「ダチョウ」を使って地域活性を図ろうという動きがある。
区内でカレー店「ＳＰＩＣＥ ＫＩＴＣＨＥＮ ＢＹＫＩＮＧ」を営む出嶋潤一さんが、田名のダチョウ牧場「(有)スマイルオーストリッチ」と契約し、市内外にアピールしていこうというものだ。
相模原生まれ、相模原育ちの出嶋さんは、「最近、地元に元気がない」と感じていた。そこで、地元の良さを発信し、地域活性の一役を担う拠点をつくろうと昨年、同店をオープン。地産地消をコンセプトとし、相模原の特産品を使った料理を提供しようと、市内を探し回り、辿り着いたのがダチョウだった。これまで市内ではダチョウ肉を使ったご当地バーガーを販売するなどの動きもあったが、「地元ではあまり知られていない上、インパクトがある」と感じたという出嶋さん。食肉用のダチョウを飼育し出荷している田名の(有)スマイルオーストリッチを見つけ、すぐに足を運んだ。牧場代表の麓善五郎（ふもとぜんいろう）さんは出嶋さんの来訪を受け、熱意に共感し、ダチョウ一羽を丸ごと提供することを決めた。現在、同店ではダチョウ肉を使った様々な料理を振る舞っている。
今後も出嶋さんと麓さんは協力して、ダチョウ肉を使った様々な料理を市内外に周知することでＰＲしていく意向。同牧場では、一般開放（土日のみ午前11時〜、平日は応相談、有料）もしている。詳細および問い合わせは、麓さん【携帯電話】０９０・５５５５・６８３６へ。
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アゴラ春号5月3日 |
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