地元自治会や商店街、各種団体の代表者31人が各分野で区の課題解決や地元団体の活動支援などを行う「中央区安全・安心と夢・希望のプロジェクト」の第5回実行委員会(平林清委員長)が1月27日、市役所で開催され、予算や主な取組みを確認した。
今回は取組みについて意見を出し合うこれまでのスタイルと異なり、各分野の具体的な実行計画の発表の場となった。各計画・予算の決定については、今後の区民会議に諮られる見通し。分野ごとの主な取組みは以下の通り。
〈防犯・交通安全〉自転車事故・詐欺被害について行動計画を絞り込み、防止・撲滅に向けた取組みを重点に掲げた。実施の前後で被害状況を比較できるように数値目標も設定。徹底的に減少を図る。
〈福祉・健康〉高齢者を支え、いきいきと暮らせる街づくりをめざす取組みに注力。とりわけ地域での見守り活動、健康寿命の伸長の創出に力を入れる。
〈文化・教育・スポーツ〉文化振興への取組みに重点を置いた。主に、区民が参加する機会を増やすとともに、子どもへの伝承に積極的な文化団体の支援、育成に全力を挙げる。加えて体験文化祭(仮)を実施予定。子どもたちに関心を持ってもらうイベントにするため、若者の発想を取り入れていく考え。
〈商業・イベント〉区内のイベントを表彰するコンクール・中央区イベント大賞(仮)を実施。新たなイベントを発掘し活性化させるとともに、地域への愛着を図る。
〈魅力発信〉中央区に「ふるさと感」を持ってもらうことを念頭に取組みを実施。主に、中央区のシンボルマーク、カラーの普及に努め認知度を上げていく。中央区の歌については発信に力を注ぐ。
〈広報宣伝部〉各プロジェクトの取組み状況に応じて詳細な情報を広報、媒体などで効果的に発信し、区民への普及を図る。新たな広告塔として男子グループ「相模原市中央区さくら咲くボーイズ39」を立ち上げ、メンバーを募る。
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アゴラ春号5月3日 |
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