市は水素を燃料に走る燃料電池自動車を公用車として導入するのに伴い、10月15日、市役所本庁舎正面玄関前で市と横浜トヨペット株式会社主催による納車式を開催した。
納車された車両は、トヨタ自動車が2014年12月に販売を開始した燃料電池自動車「MIRAI(ミライ)」。水素と空気中の酸素が反応してできる電気で走行するため、地球温暖化の一因となる二酸化炭素を排出しないことから「究極のエコカー」と呼ばれている。市は、14年12月に策定した「水素エネルギー普及促進ビジョン」の中で15年を「水素元年」と位置付け、燃料電池自動車の導入のほか、市内に移動式水素ステーションの設置を促進していくとしており、区内では、今秋をめどにキャンプ淵野辺留保地への同ステーション設置をめざしている。