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市議会で手話サークル発足 聴覚障害者への理解図り

政治

公開:2015年11月12日

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講義に耳を傾ける手話サークルの市議ら=10月27日、市議会会議室
講義に耳を傾ける手話サークルの市議ら=10月27日、市議会会議室

 相模原市議会議員有志による「手話サークル」がこのたび発足した。10月27日には、市議会会議室で第1回の勉強会が行われた。

 昨年12月に県議会で手話の普及を推進する「手話言語条例」(今年4月施行)が制定されたことなどを背景に、市政に携わる市議が率先して聴覚障害に対する理解を深めようというもの。福祉や子育てなど女性に身近な問題を、党・会派の境を越えて取り組んでいこうと、大沢洋子氏、寺田弘子氏、後田博美氏、長谷川くみ子氏、桜井はるな氏、竹腰早苗氏の女性議員6人が発起人となり立ち上げた。

 会長を務める大沢氏は「少しでも手話ができれば、聴覚障害者への理解やコミュニケーションのきっかけになると思う」と期待を込める。

市議20人で勉強会

 27日の勉強会には約20人の市議が参加。市手話指導講師団代表でろう者の木村古津恵(こずえ)さんと、同団事務局の福崎充子(ふくざきあつこ)さんを講師に招き、自分の名前や自己紹介の方法など、1時間ほど初歩的な手話の講義を受けた。福崎さんは、「手話や聴覚障害者に興味を持っていただき、大変うれしく、ありがたいと思った。勉強会にも大勢集まり、熱心に手を動かしてくれた。これをきっかけにして、興味を深めてもらえれば」と話していた。

 勉強会は今後、不定期で月1回程度行っていく予定。「復習を繰り返して少しずつ覚えていきたい。細く長く続けることができれば」と大沢氏は話している。

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