2017年4月に開設予定の特別養護老人ホーム・マナーハウス麻溝台(南区下溝)の起工式が12日、多くの出席者のもと執り行われた。
同施設は特別養護老人ホーム、介護付有料老人ホーム、住宅型有料老人ホームを中心に、地域密着型小規模特別養護老人ホーム、認知症グループホームなど多様な福祉サービスを展開する社会福祉法人草加福祉会(埼玉県草加市・湖山泰成理事長)が運営。これまで同社では、2013年にマナーハウス横山台を開設しており、同社が手がける特養としては2件目となる。施設は特養が140室、ショートステイ20室を完備。訪問介護を行うほか、居宅介護支援事業所、職員を対象とした事業所内保育所も備える。医療面の充実にも力を入れ、常勤医師の配置や、感染症を予防する調湿換気システムを取り入れるなど入居者が快適に過ごせるよう考慮した。
近隣の北里大学、女子美術大学との連携も特徴の一つ。両大学生と入居者との交流事業などを視野に計画を検討していく考えで、今後は医療、美術両面での交流を図っていく方針。
起工式には学校法人北里研究所の藤井清孝理事長をはじめ、女子美術大学の関係者ら多数が詰めかけた。湖山理事長はあいさつに立ち、「日本で一番医療のしっかりした特別養護老人ホーム、一番若いアーティストを育てる特別養護老人ホーム、特別でない、養護でないホームを作ることをめざして頑張っていくことをお約束したい」と話し、運営への意欲を込めた。
同施設への詳細はマナーハウス横山台(【電話】042・759・5122)へ。
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