マンション管理などを手がける(株)ウイッツコミュニティ(柴田正隆代表取締役)の創設25周年を記念し、関連のグループ企業が一堂に会して1月25日、市内南区で式典および祝賀会が開催された。
式典には来賓として招かれた多くの関係企業のほか、ウイッツグループの社員らが出席。県議、市議らも合わせ、大勢で執り行われた。
柴田社長は代表あいさつで、起業当時の苦難の時を支えた関係者に対し感謝の気持ちを述べたほか、マンション管理業界の競争が激化する中、管理業務でのネットワークを生かした生活支援サービスなどへの転換に触れ、時代のニーズに合致したサービス提供の必要性について言及。変化に迅速に対応し続けられる企業風土を構築していく決意を示した。その上で、「お客様のありがとうの声をさらなる成長へと結びつけられる人材、そして地域貢献できる人材の育成を通して、差別化を図っていきたい。皆様にはこれまで以上のご指導を頂きたい」と話し、将来的な目標に据える「100年企業」にかける思いを込めた。
式典の中で、加山俊夫市長、阿部善弘市議会議長、杉岡芳樹商工会議所会頭らがお祝いの言葉で花を添えたほか、同社に多大な貢献を残した来賓への感謝状も贈られた。柴田社長は壇上で、支えてもらった当時のエピソードを紹介。時折感極まる場面も見られるなど、思いの深さがうかがえた。