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淵野辺小で「どすこい給食」 市で給食開始から60年

教育

公開:2016年6月16日

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「いただきます」と手を合わせる力士と児童ら=1日、淵野辺小学校
「いただきます」と手を合わせる力士と児童ら=1日、淵野辺小学校

 淵野辺小学校(小泉和義校長)で1日、市内で初めて学校給食が導入されてから60年を記念してつくられた「どすこい給食」が振る舞われた。

 1956年6月1日に給食を開始させた同校。戦後、前身である旧大野第二国民学校の校長が「児童に給食を食べさせたい」との思いで、当時、人気のあった出羽の海一門を呼び、興行相撲を開催。収益で市内初の給食を実現した。

 当日は、給食への感謝の気持ちを改めて表す機会にしようと、出羽の海部屋の力士4人を招待。児童らは力士らとともに、よりきりごはん・よこづなのたつた揚げ・せきわけのひよこ豆・おおぜきのちゃんこ汁など、相撲にちなみ「どすこい給食」と名付けられた特別メニューを堪能した。

 3年4組の教室では、「嫌いな食べ物は」という児童の質問に、出羽ノ城関(22)が「お相撲さんは豚肉を食べません。豚は4足で歩くから。相撲では手が着くと負けになるので、場所中は鶏肉をよく食べます」と答えると、「だから今日は鶏肉なんだ」と笑顔が見られた。

 給食の前には、「ふちっこ対お相撲の10番勝負」も開催。各学年から選出された児童らが力士と対戦した。大トリをつとめた6年生の柏谷龍一くん(12)は「皆からは勝てると言われていたけど、本当に勝てて嬉しかった。おじいちゃんには将来力士になれと言われた」と嬉しそうだった。

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