精神障害者同士や施設間の交流を目的としたソフトバレーボール大会が10日、相模原総合体育館で行われ、選手、運営ボランティアなどを合わせて約200人が参加した。
同大会は精神障害者の自立支援などに取組む「地域活動センターカミング」が主催。出場選手の中には1人以上の女性を必要とする独自のルールを作るなど、より多くの人が競技を楽しむことができるよう工夫されている。今年は市内の15施設から13チームが参加。予選リーグを経て行われた決勝トーナメントでは、南区南台の事業所「グリーンホーム」が優勝した。
当事者同士の交流などを目的に行われているものの、中には大会に向けて1年間練習を続けている選手もおり、プレー中は真剣そのもの。得点が入るたびに選手同士が笑顔でハイタッチする姿が見られた。参加した男性(68)は「毎年この大会を楽しみにしている。顔見知りも多く、元気な姿を見られて嬉しい」と話した。
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アゴラ春号5月3日 |
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