大賞を受賞した横山さんと祇園代表＝14日、市民会館
株式会社ギオン（南橋本／祇園義久代表）がこのほど、女子美術大学（南区麻溝台／横山勝樹学長）の学生作品に「ギオン相模原大賞」を設け、14日、市民会館で表彰式を行った。
この賞は、市内に本社を構え、全国に物流業を展開する同社が地元での文化振興を目的に同大の作品づくりを奨励するため創設した制度。大賞には賞金１００万円、奨励賞に30万円、特別賞に10万円が贈られる。
選考は、外部から有識者・アートコーディネーターの高村美和さんを招き実施。同大相模原キャンパスだけでなく、六本木国立新美術館など東京都内で展示された学生約４００人の卒業・修了作品から10人をノミネート。大賞は、大学院日本画研究領域の横山芙実さん（24）の版画作品「私の子どもたち」が受賞した。横山さんは受賞に際し、「宮崎から上京して私なりにやってきた結果が評価されて嬉しい。今後の作家活動の励みになる」と笑顔を見せ、賞金の用途については少し悩みながらも「奨学金の返済に」と話していた。
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アゴラ春号5月3日 |
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