女子サッカーなでしこリーグ1部は5月28日に第10節の試合が行われ、ノジマステラ神奈川相模原はアウェーでちふれASエルフェン埼玉と対戦し、2対1で勝利した。
試合は前半33分、ちふれに先制を許す展開。追うステラは後半26分、今季初先発のFWミッシェル・パオ選手がドリブルで突破し、パスを受けたFW南野亜里沙選手が決めて試合を振り出しに戻した。たたみかけるステラは後半29分、コーナーキックのチャンス。DF石田みなみ選手のヘディングはクロスバーに当たるも、跳ね返りを再び南野選手が押し込み、自身今季5点目となる逆転弾を決めた。その後は交代枠を使いながら逃げ切り、敵地で貴重な白星を挙げた。
リーグ戦はここで約3カ月の中断期間に入る。試合後、菅野将晃(まさあき)監督は「暑い中、選手達は諦めずに走りぬき、逆転してくれた。リーグ再開後は全ての相手に勝ち越すことを目標に、カップ戦を通して成長したい」と話した。勝利の立役者となった南野選手、パオ選手は「中断前の大事な試合、久々の得点で勝利に貢献できて嬉しい。これからもチーム一丸となって頑張る」「チームメイト全員の頑張りを誇りに思う。カップ戦に向けて良い形で勝つことができた」とコメントした。
チームはここまで3勝3敗4分、勝点13で7位につける。今週末からは5チームずつ2グループで戦う、リーグカップがスタート。ステラの初戦は6月3日(土)、相模原ギオンスタジアムで日テレ・ベレーザと対戦。午後1時キックオフ。