市内で活動するソフトボールチーム「相模ファイト」(中山茂樹代表)はこのほど、60歳以上のメンバーが集う「シニア」、68歳以上の「ハイシニア」、70歳以上の「スーパーシニア」に続き、75歳以上のメンバーで構成するチーム「ゴールド」を結成した。
約40人が世代別に設けられたチームにわかれて週2回、汗を流している相模ファイト。メンバーは、かつて甲子園をめざして腕を鳴らした元球児は少なく、定年退職後にソフトボールをはじめた人がほとんど。「明るく、楽しく」「チームワーク第一」「体力・技術力向上」をモットーに和気あいあいとソフトボールに打ち込んでいる。
一方で「やるからには勝利を」と、時にはハードな練習を取り入れることも。年間50試合程をこなすが、第一目標は「生涯現役」。声を掛け合いながら、キャッチボールやトスバッティング、ボール回しなど、基本的な練習に重きを置くことで初心者や高齢のメンバーでもケガなどで脱落しないよう工夫を凝らす。
近年、定年退職を迎えた男性が仕事に代わる「生きがい」を見つけられず、家にこもりがちになることが社会問題化する中、ソフトボールを通して体力を養い、新たな仲間を見つけ、生き生きと「生涯現役」で第二の人生を歩む相模ファイト。「みんな介護・医療費の削減に一役買っているよ」と笑い合うメンバーの姿がその何よりの証拠だ。
相模ファイトでは、現在メンバーを募集中。問合せは、緑区・平山さん【携帯電話】090・4138・8501、中央区・笹野さん【携帯電話】090・9312・6139、南区・石倉さん【電話】042・745・4088へ。
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アゴラ春号5月3日 |
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