区内のタクシー会社・相和交通有限会社(小町通/飯田隆明代表取締役)は7・8日、器具などを付けて高齢者の体の状態を疑似体験する講習会を開いた。
今回の講習会は同社が、神奈川トヨタ自動車株式会社へ依頼し実現。同社は昨年も神奈川トヨタの協力のもとマナー講習会を開催していたが、今回のような内容で講習会を行うのは初めて。
講習会の2日目となった8日は、ドライバーなど約20人が参加。最初に神奈川トヨタの担当者が今回の目的や器具の使い方を説明。その後参加者は、2人1組になり両腕、両足の動きを制限するサポーターや視力を制限するゴーグルなどを装着し、1人が乗客役、もう1人が乗務員役となり、80歳の高齢者を体験。同時に高齢者への接客で注意することなどを確認した。参加者の一人は「高齢者がこんなに大変だとは思わなかった。この経験を今後の仕事に生かしたい」と前向きに話した。
加えて、器具を付けたまま旧型のタクシーと最新型の「UD(ユニバーサルデザイン)タクシー」を乗り比べ、UDタクシーの特徴である室内の広さなども体感した。
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