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釣り堀遊び野口徹也さん 「不定期で続けます」 惜しむ声の多さに決断

教育

公開:2018年4月5日

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野口さんと釣り堀で遊ぶ子どもたち=3月25日、相模原麻溝公園
野口さんと釣り堀で遊ぶ子どもたち=3月25日、相模原麻溝公園

 相模原麻溝公園で日曜・祝日に、南区相模台在住の野口徹也さん(84)が行ってきた「釣り堀遊び」が、3月25日に300回を迎えた。昨年から「300回で終了する」と言い続けてきた野口さん。しかし継続を求める声の多さに、不定期ながら続けていくことを決断したという。

 この「釣り堀遊び」は、子育てボランティアの一環として2004年に野口さんが始めたもの。公園内にブルーシートを敷き、その上にクリップ付の海洋生物を並べ、磁石の付いた釣り竿で自由に釣って楽しむ。クマノミやアジ、イカなど、その数は1500匹以上。釣り竿も含め、全て野口さんの手づくりだ。無料ということもあり、毎回大勢の子ども達の歓声が響き渡ってきた。「子どもの喜ぶ顔が何よりの幸せ」と語る野口さん。しかし体力の問題もあり、昨年末に300回で終了することを決断、発表した。

 以降、釣り堀遊び開催時に設置する感想ノートには、「寂しい」「やめないで」「もっと続けて」といった言葉が多く並ぶようになった。中には直接熱い気持ちを伝えてくる人もおり、「皆さんの想いが嬉しく、やめるのが申し訳なくなった」と野口さんは苦笑する。

 今後は不定期で開催していくという野口さん。「出会えたらラッキーだと思ってください」と笑顔で話している。
 

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