世界大会用の衣装を身に着け演技する田上さん（右）銅メダルを掲げ笑顔を見せる
一輪車競技の世界大会「第19回国際一輪車競技大会」が７月下旬から韓国で行われ、清新在住の田上絢子さん（22／今号人物風土記で紹介）が女子ソロエキスパート部門で３位に輝いた。
２年に一度開催される同大会は年齢別部門と年齢制限のないエキスパート部門に分かれ実施されている。前回大会、年齢別ソロ部門で３位に入賞した田上さん。今回は女子ソロエキスパート部門でエントリーし、ビデオ審査を経て国内代表者の権利をつかみ取った。今後指導者として活動したい意向を持つ田上さんは、今大会を競技人生最後の舞台と位置づけ、２度目の世界大会へ臨んだ。
日本人４人を含む８人で競われた本戦。３番目に登場した田上さんは技術的なミスはあったものの、持ち味である表現力が高く評価され銅メダルを獲得。仲間やコーチ、母親に囲まれる中で有終の美を飾った。
大会を終え、田上さんは「他の出場者が完璧に近い演技をしていたので不安だったが、３位という結果が得られて本当に良かった」と喜びをかみしめた。
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