星が丘地区でこのほど、「ちょっと手伝い隊」が発足した。ごみ出しや買い物の手伝い、庭の草取りなど高齢者が介護保険などの制度のもとでは解決できないような「ちょっとした」困りごとを地域の中で解決し、互いを見守る機運を醸成していく。
今回の手伝い隊の発足は、介護保険の改正を受け、高齢者が地域の中で必要な仕組みについて考える「地域ケア会議地域づくり部会」での話し合いが発端。昨年、同会で星が丘地区における福祉に関する課題やニーズについてアンケートを実施したところ、一人暮らしの高齢者が日常生活において不安を抱えていることや、相談できる相手を欲していることなどがわかったという。そこで、手伝い隊の活動を契機に、地域の中で助け合い、見守り合う雰囲気をつくろうと発足に至った。
代表の村山益男さんは「スローガンである『やさしさいっぱい星が丘』の実現に向けて、仲間意識が少しでも育まれれば」と話した。
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アゴラ春号5月3日 |
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