台風24号の影響により国道413号などの通行止めが続く中、市は路線バスが運休している区間での代替交通として、7日から乗り合いタクシーの運行を開始した。
通行止めが続くのは緑区三ケ木方面から青根地区に抜ける「道志みち」と呼ばれる国道413号と、そこから延びる市道橋津原平丸。10月1日未明、台風の影響で土砂崩れが発生し、青根地区の月夜野から伏馬田入口までの路線バスも運休するなど周辺住民は現在も不便な生活を強いられている。
こうした問題を解消するため、市は県タクシー協会相模支部相模原地区会を通じ田名交通(株)に業務を委託し運休が続く区間で乗り合いタクシーを開始。青根地区在住、在勤者を対象に同区間を1日4往復し、通行止めが解消するまでの期間は無料で運行する。乗り合いタクシーを利用した青根在住の佐藤千恵子さん(72)は「本当に助かっているが、もう少し早く対応できなかったのか」と話した。
なお、市は9日に市道橋津原平丸と国道413号の暫定開通時期をそれぞれ今年12月上旬、来年3月下旬ごろと発表した。
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アゴラ春号5月3日 |
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