インフルエンザや風疹などの感染症についての情報を収集・解析し、市民向けに情報の発信を行う「感染症情報センター」が１日、環境情報センターの衛生研究所内に開設された。
感染症に関する業務はこれまで市の疾病対策課が担ってきた。この度の同センター開設により業務分担が行われ、同課は従来通り感染症の発生・まん延防止に向けた業務などを行い、同センターは感染症について情報の周知に力を入れていく。
同センター開設により、国や都道府県に設置されている感染症センターと連携を取ることができ、全国のデータを用いた細かな情報分析を行うことが可能となる。
今後、同センターではホームページ上で「感染症週報」を掲載。注意を払うべき疾患などの情報をまとめる。加えて、「Ｙａｈｏｏ！防災速報」で情報の発信も行っていく。
衛生研究所所長の中村廣志さんは「まずは感染症について関心を持って頂きたいので、市民の目線に立った分かりやすい情報発信をめざす」と話している。感染症や同センターについての問合せは同研究所【電話】０４２・７６９・８３４８へ。
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アゴラ春号5月3日 |
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