第27回全国小学生バドミントン選手権大会が昨年12月に開催され、神奈川県代表として団体戦に出場した市内クラブ・三条クラークJr.に所属する石若泰智君(田名小6年)が県初の2連覇に貢献した。
石若君は昨年6月に行われた県大会でベスト8に入り、8月に県の強化選手に指定された。クラブの練習と並行して毎週末、強化練習に参加した石若君は、厳しい練習にも粘り強くついていき、今大会団体戦への出場権を獲得していた。
石若君は団体戦で、2戦目の石川県と準々決勝の福井県との試合にダブルスで出場。石川県戦では得意のスマッシュを効果的に決め、準々決勝進出に貢献した。続く福井県戦では、同大会の個人ダブルスで準優勝を勝ち取ったペアを相手に苦戦を強いられ、惜敗を喫したものの、その後の味方の活躍で決勝まで駒を進め、優勝をつかみとった。大会を振り返り石若君は、「全国の舞台はとても緊張したが、優勝できて嬉しかった」と話した。
中学に進学しても競技を続けるという石若君。今後については、「中学で県1位になって、高校で全国ベスト4に入れるようにこれからも頑張りたい」と力強く話した。