（左から）櫻本尚子選手、中野真奈美選手、佐々木美和選手、平田ひかり選手、野田監督、鈴木綾華選手、松田早和選手、森田有加里選手、大隅沙耶選手
女子サッカー・なでしこリーグ１部の地元チーム、ノジマステラ神奈川相模原は２月２日、緑区のアリオ橋本で「２０１９新体制発表記者会見」を行った。特設会場の70席は開場後ほどなくして満席となり、立ち見客や通りすがりに足を止める家族連れの姿も見られた。
山内渉代表を先頭に、野田朱美新監督＝今号、人物風土記で紹介＝と新加入選手・スタッフが入場すると、会場は大きな拍手に包まれた。冒頭、山内代表は「日テレ・ベレーザ、ＩＮＡＣ神戸レオネッサの２強体制を崩し、優勝を十分に狙える補強ができた」とタイトル獲得を目標に掲げた。
今季のスローガンは、チームに携わる全ての人の力と想いを１つに、という意味を込め「ＯＮＥステラ」。野田監督は「今日来てくれたサポーターの姿を見て、新チームへの変わらぬ愛情とやりがいを感じた。選手たちの向上心を後押しできるよう頑張るので、見守ってほしい」と呼びかけた。
今季の新加入選手は９人（大賀理紗子選手は代表合宿のため不参加）。１部リーグでの経験豊富な移籍組に加えて、高卒組、大卒組も「技術やスピードはもちろん、明るく前向きな選手を揃えた」という。「野田さんの存在が、移籍の決め手だった」と話す選手もおり、新監督の求心力が垣間見えた。
会場に駆けつけたサポーターからは「去年よりレベルアップしたチームが見られるのでは」「みんな明るくて、好印象。開幕が楽しみ」といった声が聞かれた。
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アゴラ春号5月3日 |
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