市内在住で車いすテニス日本代表の監督を務める中澤吉裕さんが、18日に市役所を訪れ、世界国別選手権のクアード部門での優勝を、本村賢太郎市長へ報告した。
クアードとは重度障害者の選手を対象としたクラスで、日本は4年ぶりに決勝へ進出し、悲願の初優勝を果たした。これを評し、本村市長から中澤監督へ「称賛の楯」が贈られた。さらに同大会の女子部門で準優勝、男子部門で3位と全部門でメダルを獲得したことを受け、中澤監督は「世界で日本は強豪だと認識されている。東京パラリンピックを見据え、引き続き尽力したい」と話した。
最後に中澤監督が、「車いすテニスの大会を相模原でも開催したい」と話すと、本村市長は「障害者の活躍の場を増やしていきたい。ぜひ開催できたら」と応じた。