仮想犯人を用いた強盗訓練
ローソン相模原小山二丁目店で昨年11月28日、強盗および特殊詐欺防止に向けた訓練が行われた。主催は神奈川県コンビニエンスストア防犯対策協議会。神奈川県警察と相模原市、相模原警察署が協力した。
強盗や詐欺犯罪が増加する12月、１月の防犯対策を目的とした同訓練。県内のコンビニでは昨年11月末時点で、強盗と詐欺事件が合わせて18件発生している。訓練には同店のほか、区内のファミリーマートとセブンイレブンの店員が参加。警察署員の指導のもとコンビニを狙った犯罪傾向についての講義を受けた後、犯人が店内に侵入し、金銭を要求された場合の対応について学んだ。「日頃から通報ボタンの使い方を確認しておくといい」などの具体的なアドバイスがされると、メモを取る参加者の姿も見られた。
その後、ＡＴＭで電話をしながら操作をしている高齢者への声掛けや、カラーボールの投げ方訓練なども行われた。訓練を体験した店員は「練習だとしても怖かった。対応を勉強できてよかった」と話した。
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