神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

コロナで断捨離?寄付2倍 区内ボラ団体「青い鳥」

社会

公開:2020年7月2日

  • X
  • LINE
  • hatena
集まった大量の衣類を前にする前川さん
集まった大量の衣類を前にする前川さん

 いらなくなった衣類を布ぞうりや手作り品に変え販売し、その収益を福祉団体に寄付するボランティアグループ「青い鳥」(前川好子代表)に、4月7日に緊急事態宣言が発令されてから約2カ月間で、例年の2倍以上の衣類が集まっている。

 寄付された洋服や浴衣などは約400kg。この2カ月で、前川さんの自宅に直接届けられたり、社会福祉協議会などを通じ集まったものだ。前川さんは、「15年活動してきてこんな量は初めて。家にいる時間を利用して断捨離し、どこか寄付できる場所はないかとうちに辿り着いてくれた人が多いみたい」と話す。

 同団体の主な取り組みは、古着から一足一足手作りする「布ぞうり」。毎年5月に津久井湖観光センターで行われる「布ぞうり展」が一番の販売規模で、その収益は東日本大震災への寄付に充てる。しかし、今年はコロナの影響で中止に。約20人いるメンバーもしばらく活動は控えていた。そうした中、大量の衣類が集まり出すと、今度は仕分け作業に追われるように。傷物でこれ以上使えない衣類は約170kgにものぼった。

 6月25日から活動を再開した同グループ。布ぞうりを7月中旬から市内3カ所あるリサイクルショップ「WEショップ」で期間限定販売するため、現在3密に気を付け少人数で製作にあたる。「寄付の量には驚きとともにありがたさを感じている。これからも細く長く、寄付を続けていただけると助かる」と前川さんは話している。

古着から作る「布ぞうり」
古着から作る「布ぞうり」

さがみはら中央区版のローカルニュース最新6

鉄道写真40点ずらり

鉄道写真40点ずらり

市民ギャラリーで

5月4日

アゴラ春号

アゴラ春号

5月3日

障害者チームが市リーグ参加

社会人サッカー

障害者チームが市リーグ参加

5月2日

「やさしさ」胸に奉仕を

「やさしさ」胸に奉仕を

相模原グリーンロータリークラブ

5月2日

上溝郵便局員が詐欺防ぐ

上溝郵便局員が詐欺防ぐ

相模原警察署から感謝状

5月2日

「唯一無二の歌を」

伊勢正三さん・イルカさんインタビュー

「唯一無二の歌を」

6月7日、グリーンホールでライブ

5月2日

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月4日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook