例年、相模原市商店連合会(江成二郎会長)が主催し、加盟商店街がそれぞれ開催していた、秋の風物詩「さんま祭り」の中止が決まった。
東日本大震災の復興支援も兼ねて毎年、岩手県大船渡市から直接サンマを仕入れ、地域の人たちに無料で振る舞われていたが、今年は深刻な不漁により価格も高騰。高額となったサンマを大量に購入し、無料で提供する「さんま祭り」の実施は困難と判断した。
江成会長は「毎年、参加協力してくださる商店街や楽しみにしている地域の人たちには、大変申し訳ないと思う。今回は止むを得ず中止にしたが、来年は(漁場状況にもよるが)、さんま祭りを行いたい」と述べた。