読書感想画コンクール指定図書に選ばれた著書を手にする小川さん
相模原市在住の児童文学作家・小川英子さんが今年４月に出版した『王の祭り』（ゴブリン書房）が、「第32回読書感想画中央コンクール」（神奈川地区２０２１年１月８日締め切り）の指定図書に選ばれた。
同コンクールは読書の感動を絵で表現することで読書力と表現力を養い、読書活動を振興することが目的。１９８３年に開始され、前回は約67万点の応募があった。
同書は、16世紀のイングランドと戦国時代の安土城が舞台の壮大な歴史ファンタジー。「想像力をかき立てられるような内容が選定委員の目に留まったのでは」と関係者は話す。また、同書は新刊紹介や書評欄で取り上げられることも多く、売れ行きも好評。この度、増刷も決まった。
小川さんは「子どもたちがその想像力にまかせ、作中のどの人物、どの場面を、どんな風に自由に描いてくれるのか、楽しみにしています。この本がきっかけで歴史って面白いなと感じてもらえたら、作者としてとてもうれしいことです」と話している。
本に関する問い合わせはゴブリン書房【電話】０４２２・５０・０１５６へ。
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アゴラ春号5月3日 |
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