相模原市消防局は17日から19日、東京電力パワーグリッドの相模原支社が主催する「電力設備における高所救助訓練」に参加した。
訓練は同社の相模原研修センターで3日間に分けて開催。市消防局が企画・運営に協力し、近隣自治体に呼びかけ、3日間で合計18消防本部が参加した。初日となる17日には市消防局をはじめ、6本部が訓練を行った。午前中は人が密集しないよう配慮しながら、同社社員による電力施設の仕組みや機器の取り扱いについての講義を受けた。その後、鉄塔上からの救助訓練をはじめ、送電線上に宙づりになった場合や電柱上で要救助者が感電したなどの想定で訓練を実施。送電線などの専用管路トンネル内の設備の概要、および消化方法なども同社社員から説明を受けた。
同社ではこれまで各自治体から要請があった場合のみ、消防局の訓練に協力を行ってきた。今回は有事の際を想定し、更なる連携強化をめざすため、初となる大規模訓練を主催した。
同訓練の責任者である岩村晃一さんは「今後もさまざまな面で消防と協力体制を取っていきたい。次年度以降も訓練を継続して行えれば」と話した。南消防署高度救助隊隊長の小牧靖智さんは「高所での資器材の活用など、実践を通して理解した」と訓練を振り返った。
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