南区下溝の福祉型障がい児入所施設「相模はやぶさ学園」(山田努施設長)では、外壁にイルミネーションを設置して、同じ名称の小惑星探査機「はやぶさ2」カプセルの地球帰還を応援した。
社会福祉法人相模福祉村が運営する同学園は2013年に開所。入所する18歳までの障がいのある子どもに対し、日常生活の指導や自活支援などを行っている。施設名は幾多の試練を乗り越え多くの人の支援により見事宇宙から帰還した「はやぶさ」のように、「多くの子どもたちが多くのサポートを得ながら巣立つ場であってほしい」との願いを込め付けられた。
今回のはやぶさ2地球帰還の一報は施設の子どもたちの間でも話題に。そこで、施設名の由来になっているはやぶさを応援しようと12月3日、LEDライトを用意して、子どもや職員らが協力して外壁に取り付けた。
はやぶさ2カプセルが無事帰還したことを受け山田施設長は、「何億キロという壮大な旅をして帰ってきたはやぶさ2には感銘するばかり。帰る場所があるというのは、多くの支えがあるということ。はやぶさも福祉も、やはり支えているのは人。はやぶさ2にも人の思いが届き、無事に帰って来られたのだと思う」と語った。年内はイルミ設置を継続の予定。
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アゴラ春号5月3日 |
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