相模原警察署は7日、2020年の人身交通事故発生状況を発表した。全体の件数は843件で、19年より9件減少したものの、自転車の事故は11件、二輪車の事故は15件の増加。負傷者数は978件で14人の減少、死者数は4人増加した。
相模原警察署管轄内での交通事故の発生件数は、県内54警察署の中でワースト2。自転車関係の事故は県内で最多となっている。昨年の特徴としては、死亡事故、二輪車事故、飲酒運転事故が大幅に増加した。
見回りなど強化
先月12月についても、対前年同月で事故件数25件、死者数1人、負傷者数34人増加した。同署は「年末という忙しい時期に加え、また新型コロナ感染症の影響で、車を使う人が増加し、交通量が増えたことも少なからず影響しているのではないか」と分析している。対策として、同署は11日から15日までの5日間、違反の取り締まりの強化や、児童の登下校の見守り、歩行者への声掛けの強化などを行った。
同署交通課は「市内の自転車の事故が多い自転車は手軽な分、事故になりやすいのでルールを守って乗ってほしい」と呼びかけている。
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アゴラ春号5月3日 |
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