完成したエコバッグを手に笑顔を見せる児童たち＝８日
西門商店街の活性化を目的とした授業の一環で、富士見小学校（二宮昭夫校長）の６年３組の児童が作製したエコバッグがこのほど完成した。
「我々の力で西門を有名にし盛り上げよう」のスローガンを掲げる同クラス。作製をめぐってはバッグの素材やデザイン、ロゴのフォントに至るまで何度も話し合いを重ね、同商店街付近にある岡本太郎作のオブジェ「呼ぶ赤い手・青い手」をモチーフにしたエコバッグを作り上げた。
完成したバッグを手に同クラスの佐藤大仁さんは「たくさん話し合って作ったものが形になって感動した。10年後も20年後も自分たちで使いたい」と喜んだ。担任の宮内美歩教諭は「一から子どもたちで作り、とても有意義だった。この経験が将来につながると良いと思う」と話した。
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