ひな飾りが華やかに並ぶ＝写真は一昨年
毎年２月中旬から桃の節句である３月３日にかけて相模田名民家資料館で開催されている「ひなかざり展」が、緊急事態宣言による休館延長に伴い、中止となった。
地域住民から寄付されたひな人形や吊るしびな、掛け軸などおよそ４００点が並ぶ同展。中でもひな人形は江戸時代中期から昭和まで幅広い時代の品が集まり、衣装や表情の違いなど、時代の変遷を感じさせる。
主催する田名財産管理委員会の田所昌訓委員長は「新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、昨年に続き２年連続やむを得ず中止にした。収束したら来年以降盛大に実施したい」と話している。
