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老若男女にぎわう風物詩

文化

公開:2021年10月14日

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例大祭で神輿を担ぐ人々=総代提供(2004年撮影)
例大祭で神輿を担ぐ人々=総代提供(2004年撮影)

 矢部を語る上で欠かせないのが毎年8月に行われる村富神社の例大祭。創建当時は獅子舞と歌舞伎を主に行っていたという。現在の例大祭の象徴といえる神輿を担ぐようになったのは戦後。太平洋戦争で疲弊していた地域を盛り上げようと神輿を作ったのが始まり。現在の神輿は1998年に自治会を中心に新しく作り直した「2代目」だ。今では山車や子ども神輿なども作られ、夏の風物詩として老若男女を問わず親しまれている。

 親子3代にわたって祭りの役員を務める小林貴哉さん(31)は、「人見知りだが、神輿を担ぐと人が変わるとよく言われる。つい夢中になってしまって」と恥ずかし気に語る。最年少役員として、「伝統を次の世代につなげていきたい」と熱い気持ちを口にした。

 例大祭はコロナ禍の影響で、昨年に引き続き今年も中止。関係者は悔しい気持ちに包まれている。神社総代の佐藤眞一さんは、「2年連続の中止は戦時中以来だと思う。来年こそは盛り上げていきたい」と誓った。

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