健康に関する情報を共有し、学べる参加型コミュニティー施設「口腔栄養健康センターME-BYO」では、飲み物に「とろみ」をつけることができるカップ式自動販売機を設置している。同センターの運営は医療法人社団カワサキ(川崎正仁理事長)。
この自動販売機では、とろみづけにより高齢者をはじめ嚥下(えんげ)機能が低下した人の誤嚥(ごえん)や窒息を予防。挽き立てのコーヒーのほか、お茶やジュースなど数種類の飲み物が楽しめる。同院は「嚥下障害があってもおいしいコーヒーが飲みたいという声があり設置した。気になる方は一度飲みにきてください」と呼び掛けている。