身の回りにある廃材から戦艦や飛行機の模型を生み出している萩原栄一さん(84)。コロナ禍での外出自粛が「退屈で」と、一昨年から製作を始め、これまでに20機以上を完成させた。
幼い頃から物作りが好きだったという萩原さん。1960年代からコレクションしている戦艦と飛行機についての雑誌を見ながら部品を削り、組み立てていく。材料は余った桐箱や焼き鳥の串など身の回りにあるものばかり。「桐箱は扱いやすいし、串は船のマストにする。リサイクルだね」と得意げ。
現役の畳職人時代から長年愛用してきた小刀で、回転するプロペラや航空戦艦に搭載された飛行機など元は廃材と思えないほど細かに作り込む。「物作りは楽しい」と、笑顔で話した。
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アゴラ春号5月3日 |
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