森元署長（左）から感謝状を受け取った石井さん（中央）と大貫憲一支店長
キャッシュカードをだまし取る手口の特殊詐欺を未然に防止したとして、相模原警察署（森元博署長）は１月20日、相模原市農業協同組合田名支店に勤める石井真実さんに感謝状を贈呈した。
詐欺を防いだのは同12日、キャッシュカードの再発行のために窓口に訪れた81歳の女性が「他の銀行のカードなど３種類も再発行したい」と申し出たことから、対応した石井さんは「明らかに詐欺」と判断した。さらに話を聞くと、女性のカードが不正利用されている恐れがあるため「全てのカードを更新する」という内容の電話がかかっていたことがわかり、石井さんが「これは悪い電話ですよ」と声をかけて通報に至った。同署の調べによると、カードをだまし取られ、多額の現金が引き出される手口であることが分かった。
石井さんは「日頃から高齢のお客様が多いので会話の中で怪しいところが無いか意識していることがスムーズな阻止につながった」と話した。
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アゴラ春号5月3日 |
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