上溝地区社会福祉協議会(磯隆司会長)が今年創立70周年を迎えた。
同社協は、1951(昭和26)年に全国社協から「小地域社会福祉協議会活動実験地区(モデル地区)」の打診を受け、翌52年4月に全国に先駆けて設立された。
住民理解による「福祉募金」活動をはじめ、自治会、民生委員・児童委員協議会、ボランティアグループとの協力・連携によりさまざまな事業を展開し、ボランティアの育成など地域福祉の推進を目指している。また、「上溝ボランティアセンター」の立ち上げも進める。
磯会長は「現在構成員は80人ほど。特に児童・障害者・高齢者の各施設の実務者らによる部会が定期的に情報交換や研修を行うなどの活動もしている。それ以外の各部会のメンバーも精力的で感謝している。歴史があるからこそまとまりがある」と話す。
現在70周年記念事業として活動を振り返る記念誌の作成を進めているほか、11月には記念式典を予定している。また、「地域の皆さんの気持ちが明るくなるように」と、折り鶴プロジェクトを企画。コロナ下、さまざまな場所で折られた折り鶴が、230人ほどから1万羽以上寄せられた。作品は11月に開催する記念式典などで披露される予定という。
「コロナで日常が変化し、新たな課題も噴出。福祉の分野にもさらなる多様性が求められている。70周年を機に組織を全面的に見直していきたい」と磯会長。時代に合わせた機能強化を改めて口にした。
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