上溝の少林寺拳法道場「金剛禅総本山少林寺相模原道院」(日野原雄次道院長)に所属する日野原海都くん(10)と父の宏昭さん(43)=矢部在住=が、7月3日に横浜武道館で行われた少林寺拳法神奈川県大会(県少林寺拳法連盟)親子の部で最優秀賞を獲得した。
中学生以下の子と、親または祖父母が2人一組で1分から1分30秒の演武を披露し審査される親子の部。2人は息の合った演武で大技「一本背投」などを決め、出場24組で最高点を獲得した。
県1位は2019年度以来2回目。昨年度は2位に終わり日野原くんは「悔しかった。今年は絶対に1位を取りたくて、家でも練習した。うれしい」と最優秀賞に返り咲いた感想を述べた。宏昭さんは「普段の生活でも息を合わせることを意識した。2人で1つの作品をしっかり作れた」と演武を振り返った。
2人はそれぞれ祖父、父である道院長の雄次さんの影響で4歳から少林寺を始めた。日野原くんは少林寺の魅力を「お父さんと技を成功させた時がうれしい」と語る。宏昭さんは同道院で研鑽を積みながら、指導者としても地域の子たちに拳士の心得を説いている。
11月に大阪府で行われる全国大会は順位の付かない発表のみの場となるが日野原くんは「難しい技に挑戦し高得点を出したい」と意気込み、宏昭さんは「県代表として神奈川のすごさを見せつけたい。また全国レベルの少林寺を見て子どもたちへの指導に生かし地域に貢献したい」と話した。
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アゴラ春号5月3日 |
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