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南区にも井戸設置

社会

公開:2022年9月8日

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井戸水をくむ柴田社長(右から3人目)。左端が本村市長。右端はグループ会社社員の家族で1号機設置の際も「モデル」となった植木紬さん
井戸水をくむ柴田社長(右から3人目)。左端が本村市長。右端はグループ会社社員の家族で1号機設置の際も「モデル」となった植木紬さん

地域に開放

 ウイッツグループホールディングス(南区上鶴間本町)は8月27日、上鶴間本町9丁目に井戸を設置した。

 同社は2018年、中央区相模原にあるグループ会社の敷地内に最初の井戸となる「みんなの井戸1号機」を設置。平時は井戸くみ体験や水遊びの場として、発災時は生活用水や中水として利用してもらえるよう地域住民に開放している。

 今回はその「2号機」で、住宅街の一角をおよそ30メートル掘り6カ月かけ完成させた。

 このような井戸の設置は、柴田正隆社長が東日本大震災の際、復興支援のボランティアに行った時の経験がもとになっている。現地は、「映像では伝わることのない」においがとても気になったそうで、その原因のひとつが避難先であった体育館のトイレ。水が足りず使えなかったためだった。「ライフラインの中でも水の復旧は遅くなる。自分たちで水を確保できるように」と、井戸の設置を思いついたそう。完成後のお披露目式であいさつに立った柴田社長は「地域に愛される井戸になれば。次は緑区に3号機を考えたい」と話した。

 なお当日は本村賢太郎相模原市長をはじめ、県議会議員、市議会議員もかけつけ完成を祝った。

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