市内で飲食店を展開する並木のセラム・グループは7月から小型EVキッチンカーの運用を始めている。
キッチンカーは狛江市の自動車販売会社が開発した、全長およそ2メートルと大変小型なもの。燃料は電気で、第一電動機付自転車として公道を走ることができる。調理の熱源も電気と「火を使わない」ため、屋内での使用も可能となる。9月5、6日には相模原商工会議所の建物内で実証実験が行われた。
複数の飲食店を経営していた同社だがコロナ禍で営業が厳しくなると店舗を閉め、メイン事業を惣菜の製造や弁当業に切り替えた。そのような中、「これならお客さまのところへ行くことができる」と今回、自社キッチンカーを導入。現在はイベントに出店するほか、毎週水曜日、緑区内の自動車学校の駐車場で販売をしている。9月7日の出店の際はキーマカレー、タコライスなどが販売された。「『これ走れるの?』などと興味を持っていただくことが多いです。かわいさも評判です」と同社の門倉美咲さん。
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アゴラ春号5月3日 |
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