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藤野エリア 合言葉は「サステナリート」 ナジクボ お披露目会

コミュニティ文化

公開:2023年1月12日

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農業モノレールに試乗し笑顔で手を振る参加者
農業モノレールに試乗し笑顔で手を振る参加者

 藤野エリアの里山に佇む築150年の古民家「なじくぼ」(緑区吉野)が、自然体験拠点「サステナリート・ナジクボ」への一歩を踏み出した。12月17日には「お披露目会&モノレール試乗会」が行われ、支援者ら多くの人でにぎわった。

 明治時代初期から続く古民家「なじくぼ」を未来へ残したいと、所有者の大木康敏さんやNPO法人自然体験学校みどり校のメンバーらで立ち上げた再生プロジェクト。サスティナブル(持続可能な)と、リトリート(本来の自分に戻るための時間)を掛け合わせた造語「サステナリート」を合言葉に、雄大な自然の中で本来の自分を取り戻してもらうのがコンセプトになっている。

 第1弾として急斜面にある柚子の収穫体験をスムーズに行うための農業用モノレールを設置。その工事費用の一部をクラウドファンディング(クラファン)で呼び掛け、2か月弱で87万2500円が集まった。

地域住民ら集う

 17日のセレモニーにはクラファン支援者のほか、本村賢太郎市長や地域住民らが大勢訪れ、再生への一歩を踏み出した「ナジクボ」のオープンを祝った。大木さんは「この日を迎えることができてうれしい。ありがとうございます」と感謝の言葉を述べ、「市長はじめ皆さんに力強い言葉をいただいて自信がついた。今後もここを守り、ここから情報を発信していきたい」と語った。

 橋本から父と参加し、モノレールの試乗体験をした児童からは「もう一度乗りたいくらい、楽しかった」と元気な声が。「昔みたいな囲炉裏で食べた、うどんもすごく美味しかった。また来たい」と笑顔を見せた。

 同プロジェクトは今後、第2期として建物の内装や地元特産品を集めたセレクトショップの開設を、第3期として建物の補強や補修工事、天井裏の改装などに取り組む予定。

囲炉裏を囲んでうどんを食す姿も
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