出演者総勢37名によって今年も無事に公演を開催することができました。
第6回公演「UNIVERSE FRIENDS」のテーマは「友達」。友達がいないと思っている二葉と宇宙からきたウミの友情物語で、多様なキャラクターが登場し、2時間以上の大作となりました。今回は初の3回公演にも挑戦。お子様から大人の方まで、総勢900人以上のお客様が来てくれました。劇場では「ブラボー!」の声とスタンディングオベーションが起こりました。僕はやり遂げた皆の笑顔を見て、涙が止まりませんでした。彼らにとって最高の瞬間になったことでしょう。
C.C.C.THEATERは小学1年生から大学生が参加しています。今年は異年齢の子たちが組んで「対話」をしながらシーンを作っていきました。経験値も価値観も年齢もバラバラな子たちが自分の思いを伝え、相手を受け止めていくようになっていきました。稽古終盤になると小学生が高校生に「ちゃんと小道具もった?」「間違えても大丈夫」と年齢を超えた関係性が生まれていったのはとても感動的でした。
またうれしかったことは、昨年からアシスタントを務めてくれる2人の存在でした。出演はしませんが裏方と支えてくれるC.C.C.メンバーです。彼らは稽古場の準備や子どもたちのサポート、ときには出演者の相談役にもなってくれました。他にも、受験などで出演できなかった子たちが自主的にお手伝いを申し出てくれました。彼らのチカラもあってこそ、舞台は成功できたのだと思います。
演劇は総合芸術です。一人一人が誰かと競争するのではなく、それぞれの個性をお互いに生かすことで素晴らしい作品ができ上がっていきます。一人一人の「もっと良くしたい!もっとやろう!もっとできる!」という気持ちと行動が稽古場にたくさんの感動の瞬間を巻き起こしました。そんな彼らだからこそ、たくさんの観客たちに感動を届けることができたのだと思います。
C.C.C.THEATERは彼らの居場所です。ですが、大人になっていく通過点でもあります。ここで培った時間・経験や仲間が、彼らにとっての未来のチカラになっていくことを心から願っています。そして、これからも仲間たちと「競争」するのでなく、「共走」する居場所を作り続けていきたいと思います。
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