寒川神社の迎春ねぶたが12月20日に神門に設置され、迫力の作品を連日参拝者が仰いでいる。21回目となる今回のテーマは「疫病退散」。ヤマタノオロチ退治などの神話で知られる素戔嗚尊(すさのおのみこと)が疫病を払う姿や、災い除けの大祓守、荒波や富士山で構成されている。
青森県のねぶた師・北村蓮明さんが2カ月かけて制作したもので「下絵に苦労した。神社と入念に打ち合わせして完成した作品です」と北村さん。同神社のねぶたは2001年に干支をテーマに始まり、その後神話がモチーフとなった。
神社では新型コロナ対策として例年元旦からの点灯を前倒しして12月21日から実施。参拝時の検温やマスク着用を呼びかけ、大声での会話や飲食も不可としている。また境内の映像を公式ウェブ上に表示して、混雑状況がスマホなどでチェックできる仕組みを整えた。夜の点灯は1月3日までは午後10時まで日中を含め点灯、夜間点灯は2月3日まで。
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