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伊勢原版 公開:2011年7月22日 エリアトップへ

夏の大山に行こう 7月27日に夏山開き

公開:2011年7月22日

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登拝門を開け山頂へ向かうお花講(昨年)
登拝門を開け山頂へ向かうお花講(昨年)

 大山阿夫利神社(目黒仁宮司)の下社で7月27日(水)、大山に夏山シーズンの到来を告げる神事『山開き祭』が執り行われる。東京日本橋お花講により、下社から大山山頂へと続く「登拝門」が完全に開かれ8月17日(水)まで続く大山の夏山が始まる。

 信仰の山として知られる大山は明治期まで、下社から山頂へ向かう入口「登拝門」が閉ざされ、お花講による夏山開きが行われないと、頂上まで登ることができなかった。また夏山期間以外は、頂上への登拝が禁止されていたという。登山者やハイカー、観光客で賑わう現在も当時の名残として、夏山期間以外は登拝門の半分が閉ざされている。

 神事を執り行う東京日本橋お花講は、元禄年間(1688〜1704年)から登拝門の鍵を持っている。当日は60人以上のお花講メンバーが参加し、祝詞とお祓いの後、登拝門を完全に開く。そしてお花講の人々は『六根清浄』を唱えながら山頂を目指す。「さんげ、さんげ、六根清浄、お山は、晴天、六根清浄」―。「さんげ」は懺悔を表し、「六根」は目、耳、鼻、舌、身、意の6つの感官を表し、大山参りによって清らかになると言われている。

 夏山シーズンになると、関東一円の大山講の人々が白浄衣姿で山頂を目指して登拝する。その賑わいは、古くから夏の風物詩であり、落語「大山詣で」にも描かれている。

 大山が1年で一番賑わう夏山期間は8月17日(水)まで。
 

神事の様子
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