9月23日(日)投開票の伊勢原市長選挙に、宮川一彦氏(46歳・上粕屋)が立候補する。8月17日に市役所で記者会見を開き、意向を示した。市長選への出馬表明は前県議会議員の高山松太郎氏(62歳)、現職の長塚幾子市長(58歳)に続いて3人目。
宮川氏は会見で「自分のまちを守りたい、直したいという気持ち。やる気だけは誰にも負けない」と市長選へ強い意欲をみせた。
出馬の理由については「長塚市長が2期務めても市財政は一向に好転がみられない」「市長が給料をもらいながら仕事をしているのはおかしい」などと指摘。そのうえで、市長給与の半分カット、公用車や公衆トイレを活用したスポンサー収入の確保、企業誘致などを挙げ「打てる手をすべて打って財政赤字をなくしていきたい」と話した。
具体的な市政運営について宮川氏は「青写真はまだこれから」としながらも、「市長給与の半分カットなど思い切った財政対策などでマスコミの注目を集め、伊勢原から日本、世界を変えていきたい」と意気込みを語った。
宮川氏は平塚市出身。琉球大学理学部卒。元高校教諭で現在は無職。これまで伊勢原市議会議員選挙に4度(1995・99・03・07)出馬したほか、99年の秦野市議会議員選挙、08年の伊勢原市長選挙にも出馬し、いずれも落選している。
「他の選挙はない」
前回に続き2度目の市長選出馬となる宮川氏は同日、本紙の取材に応じ、出馬を決意した時期については「今年に入ってからすぐだが、前回選挙後から考えはあった」とコメント。今後、市議補選が実施されることになった場合も、宮川氏は「市長選出馬を取りやめて他の選挙に出ることは決してない」と強調した。
伊勢原市長選は9月16日(日)告示・23日(日)投開票。
=8月21日起稿=
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